紙箱に使う紙の規格と寸法
- 2015.09.30
紙箱には様々な洋紙、板紙を使用します。紙箱の展開寸法や印刷仕様を考慮して最適な寸法の紙を材料に選びます。 紙には加工前の原紙寸法と断裁加工した仕上がり寸法があります。
紙箱には様々な洋紙、板紙を使用します。紙箱の展開寸法や印刷仕様を考慮して最適な寸法の紙を材料に選びます。 紙には加工前の原紙寸法と断裁加工した仕上がり寸法があります。
紙箱には様々な厚さの紙を使用します。 印刷紙器なら350g/㎡、約0.4mm厚前後の板紙(コートボール、newDV等)をよく使い、貼箱の芯ボールにはL判57kg、75kg(1mm厚、1.3mm厚)の裏白チップボール、貼箱のクルミ紙(貼り紙)には四六判 90kg~110kgの紙を使用します。 このように紙の厚さは用紙サイズと重さを目安にする「坪量・連量」といった規格が定められています。 坪量と連量、 […]
黒い紙の使用や地色を黒に印刷するデザインの紙箱は良く見られますが注意すべき点があります。
ヨコ目とタテ目 紙には流れ目、紙目があります。 紙を作る際に繊維が機械を流れていく方向に揃うことで紙に流れ目が現れます。
紙箱に使われている材料は古紙を含むリサイクルされた紙が多く利用されいて種類ごとに古紙の配合率が異なります。 紙の種類 コートボールはキャラメル箱、底ワンタッチ箱、スリーブなどの印刷紙器に使われる表白、裏グレーの厚紙で古紙の配合率は80%以上、印刷紙器に使われる板紙(厚紙)の中では最も価格の安い材料です。