インロー貼箱
- 2013.08.02
- 貼箱・表紙貼り

2重構造で高級感のあるインロー式
インロー式は身の内側に一回り小さい縦横寸法の箱を入れて2重にした貼箱で、身とフタの縦横寸法が同じなのでフタを閉めるとぴったり合わさります。
身が2重になっているので頑丈で重量感があります。
通常は商品を固定する仕切りやサテン貼りのゲス(中枠、内装)などをセットします。
抜型無しで小ロットから製造可能ですが仕上がり、寸法精度を重視する場合は小ロットでも抜型を製作して製造します。
インロー式貼箱のバリエーション
インロー式貼箱はリボン取り付けや背貼りなどの加工によってさらに高級な仕上がりになります。
蝶番貼箱
身、フタを背の部分で貼り合わせたインロー式の貼箱です。身とフタをつなげる背貼り作業が手作業のため、単価は少々高めです。
蝶番+リボン貼箱(サテン内装)
インロー式貼箱に背貼り加工、リボンを取り付けた貼箱です。
下の画像の箱はインロー式貼箱+背貼り+リボン+サテン貼りと手作業、部材が多いので単価は高めですが、高額商品のパッケージにはぴったりです。
リボンによってフタの角度が一定なのでディスプレイにも向いています。
インロー貼箱の製作事例
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