ブックタイプ貼箱
- 2013.06.05
- 貼箱・表紙貼り

身と表紙を組み合わせたブックタイプ貼箱
C式(かぶせ)貼箱と同様、小ロットも対応可能な形式です。
ブックタイプは表紙がフタの代わりなので箱が傾いたときなどフタが開きやすい特徴があり、フタを固定するスリーブやリボン、シールなどを利用する場合もあります。
フタになる表紙部分と箱の接着が手作業になりますが表紙、箱とも機械製造ができる構造のため量産適正は十分です。
表紙は印刷+PP貼りラミネートにすることで傷、フタ開閉による破れに強くなります。印刷紙を使う場合はPP貼りをお勧めしています。
ファインペーパー(着色、エンボス加工などを施した高級感のある特殊紙)や紙クロス(ラテックス浸含、エンボス加工などを施し革などの質感を表現した紙)でも綺麗な表紙に仕上がります。
ブックタイプ貼箱のバリエーション
通常のブックタイプは表紙+身ですが、表紙+身+フタで構成された貼箱が下の画像です。
C式かぶせの貼箱は身にフタが被っているので身の外周をフタが支えるような役割を果たし、重い商品をセットしてもある程度耐えることができます。
しかし、通常のブックタイプ貼箱の身は外周を何にも支えられていません。そのため、重い商品の場合、身箱の側面が歪みやすい傾向があります。
下の表紙+身+フタで構成されたフタ付きブックタイプ貼箱はその点を解消することができます。
表紙貼り
絵本や、アルバム、バインダーのような表紙貼りもお作りしています。
表紙の見返し部分にポケットをつけて、写真台紙、証書台紙、書類ケースなどにもお使いいただけます。
表紙貼りと貼箱を組み合わせた表紙貼箱や、トレー、ディスクをセットする部品を組み合わせた表紙貼りDVDジャケットもございます。
表紙部分と、背の部分のボール紙3枚を化粧紙で包み接着し見返しの紙を貼って仕上げます。
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