紙箱への印刷

パッケージ、紙箱の印刷には通常、オフセット印刷という印刷方式が採られます。

雑誌、ポスター、カタログ、印刷紙器などさまざまな印刷物に用いられている方式で版に凹凸のない平版で水と油の関係をうまく使った印刷方法です。

cmyk[1]

この4色の細かいインクの点でフルカラーを表現しています。しかし、4色だけでは表現できない色もあり、その場合は特色インクとよばれる特別に調合したインクを使います。

小ロットで印刷を行う場合は少々割高になります。下の図はオフセット印刷機を簡単に表したものです。

オフセット印刷イメージ1

版胴から一度、ブランケットに転写したインクで紙に印刷していきます。プロセス4色を順番に刷ってフルカラーを再現します。

オフセット印刷イメージ2

従来の油性オフセット印刷とUV印刷(紫外線でインキを硬化させるオフセット印刷)があり、油性オフセットは小ロット印刷紙器と貼箱、UV印刷は主に印刷紙器の印刷に使います。

表面加工・エンボス加工

印刷を行った後は目的に応じて表面加工やエンボス加工を行います。

表面加工にはニス、ビニール引き、プレスコート、ラミネートがあり紙箱の艶出し、マット仕上げ、色落ち防止、印刷面の保護のために行います。

高級感の演出を意図しない場合も色止めのためにニスかビニール引きをお勧めしています。

ニス 表面に透明な溶剤を塗る加工です。
ビニール引き ローラーで塩化ビニールを塗布し、ヒーターで溶剤を蒸発させて紙に定着させます。ニス、ビニール引きは安価ですが、ツヤなどはプレスコートに劣ります。
プレスコート 塗料を塗布したものを熱を加えながらプレスして平滑性や光沢を出す加工です。
ラミネート グロスPP、マットPP、PETなどのフィルムを貼り付ける方法で強度、ツヤ(マット感)ともに最高ですが、もっともコストがかかる加工です。

表面加工の詳細・・・紙箱の種類別 表面加工の種類

エンボス加工の詳細・・・表面に凹凸を付ける「エンボス加工」

紙箱への印刷に関連したページ