【デザインデータ制作】箔押しのデザイン
- 2016.10.17
- デザインデータ 印刷・箔押し・表面加工

箔押しは銅版の熱と圧力で箔を紙に転写する加工で金属光沢を表現できるため高級感を付与できます。
ハンコや版画のような原理なので印刷とは性質が異なりデザインの際には注意が必要です。
文字と線の大きさ、太さ
箔押しは小さい文字、細い線は潰れたり、かすれてしまいます。
フォント、デザインにもよりますが、文字の大きさは6ptから7pt以上、線の太さは1pt以上※をお勧めします。
※大体の目安として6ptのゴジック体ひらがなで縦横が約2mm弱、1ptの線は約0.4mm位の太さです。
箔押しに適さないデザインとデータの作り方
白抜き文字やベタ(塗りつぶし)、細かい絵柄は箔押しには適しません。
抜き文字の輪郭が潰れたり、ベタがかすれてしまいデザインを綺麗に再現できません。
また、印刷と比べ、ズレが生じやすい加工です。
印刷合わせや箔押し2色使いの場合は重なりを付けて下地が出ないようにします。
ぼかしやグラデーションは再現できないのでデータはK100%で制作してください。
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