貼箱とは

貼箱とは

貼箱とは中芯となるボール紙で箱を作り表面に紙を貼った箱で様々な形状があります。1mm~2mmほどの厚さの芯ボールに紙を貼り合わせるので強度、高級感のある化粧箱です。

高級な印象を与えることが出来るため、贈答品やギフトボックス、高級品パッケージに最適です。

50個から500個以下の場合は抜型、木型を使わないため初期費用が安く、小ロット・多品種展開しやすい紙箱です。

それぞれコストや量産適正などが異なるのでご希望のイメージやご予算などに応じて最適な仕様をご提案しています。

貼箱の形式

かぶせ式(C式)貼箱

エンボスの貼箱4 カードゲーム・ボードゲーム用紙箱5 ワイン箱4

貼り箱で最もご利用が多い形式がかぶせ式貼り箱(C式)です。小ロットから型無しで指定寸法での対応が可能です。

全自動機械生産が可能なため大ロットにも対応することが出来る形式です。通常、貼り箱と言ったらこのかぶせ式を指している場合が多く販売実績が最も多い貼り箱です。

小ロット50個からフルカラー印刷にも対応している形式です。

かぶせ式(C式)貼箱

インロー貼箱

products4_a フィットラボ様ギフトボックス3 クロス貼りのインロー貼り箱2

インロー貼り箱は商品を入れる側(身箱、底側)に内箱が入っていて2重構造、身にフタが重ならずピッタリ突き合せたようになる貼り箱です。

フタ+身+内箱の3部材を使い、内箱の接着が手作業のため単価はかぶせ式より高くなります。

フタを身箱に繋げたり、サテン内装を入れる、フタが開き切らないようにリボンを付けるなど最高級仕様の貼箱はこのインロー式が多く採用されています。

インロー貼箱

ブックタイプ貼箱

ブックタイプ貼り箱

表紙をフタにしたブック型の貼箱です。

絵本と同じような構造の表紙と箱を組み合わせた貼箱でフタを閉じると本のような外観になります。

表紙と箱の接着は手作業ですが量産適正は十分な形式です。

ブックタイプ貼箱

ワンピース貼箱

ワンピース貼り箱 DVD2枚入貼箱 DVD冊子化粧箱5

ワンピース貼り箱はフタがつながった一体型の貼り箱です。

パソコン、ゲームソフトやアルバム、書籍のケースとしてのご利用が多い形式です。

型が必要なため、初期費用が高めで小ロット生産には向きませんが部材数が少ないため数量が多い場合はかぶせ式より少し安くなる場合があります。

ワンピース貼り箱

ブックケース貼箱

ブックケース貼り箱 ブックケース貼箱2

ブックケースは辞書やアルバムケースのような形で貼り箱と同じような構造のケースです。

小ロット、型無しでの製造も可能です。

ブックケース貼箱

貼箱の構造・材質・フタの形式

貼箱は厚紙(裏白チップボール)を90度折り曲げて角をテープ止めしたものに化粧紙(貼り紙)を表面に貼りあわせた紙箱です。

生地と貼り紙

上の画像左が芯ボール(裏白チップ)を箱型に組み立てた状態で右が貼り紙です。芯になる箱の表面に貼り紙を貼って仕上げます。

貼り加工の手順

厚紙にさらに化粧紙(薄紙)を貼った貼箱は、とても頑丈で高級感があり、さまざまな形状やデザインが可能です。

小ロット50個から箔押し、印刷仕様も対応可能で500個以下の場合は抜型が必要ありませんのでご希望の仕様で必要な数だけ製作することができます。

チョコレートなど和・洋菓子用の化粧箱、アクセサリー用、CD-ROM,健康食品、書類保存(ブックタイプ)などいろいろな用途にお使いいただける紙箱です。

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貼箱の表面の化粧紙(貼り紙)には様々な色、質感を持った特殊紙が多数あります。

また、アート紙(コーティングされた印刷特性に優れた紙)などに印刷を施したものを用いることで、オリジナルデザインによるディスプレイ効果の優れた貼箱に仕上がります。

リボンをつける、サテン内装、ウレタンスポンジの緩衝材を用いるなどの特殊加工も可能です。

芯ボール(裏白チップボール)の厚さについて

貼箱の芯に使用する裏白チップボールは箱の大きさや入れる商品の重さ、箱の強度や質感などを考慮して決定します。

裏白チップボールの厚さ

最も使用頻度が高いのは1mm厚の芯ボールです。小さ目の箱や軽い商品を入れる箱には1mm厚でも十分な強度があります。

少し大きめの箱やインロー箱、厚め、固い感じをご希望の場合は1.3mm、1.6mm厚を使用します。

1mm厚と1.6mm厚ではたったの0.6mm差、ほとんど変わらないのでは?と感じるかもしれませんが実際に箱を手にしたときの重量感、厚みなどの印象はかなり違います。

材料代は厚い方が価格が高くなりますので厚さとご予算の兼ね合いも含めご検討下さい。

貼箱のフタの形式

futa1
身の上部にだけフタが被さるタイプ。オーソドックスな形式です。
futa2
身の下まで被さるフタです。フタをするとしっかりとした頑丈な印象になります。オーソドックスな形式です。
futa3
身の中に、枠、内箱を入れたタイプ。インロー箱と言い、身・フタの深さ以外の寸法が同じで突き合わせるようにフタをします。
futa4 身とフタの一部がつながったタイプです。蝶番箱といいます。リボンをつけて、フタが図のような位置で止まるように加工することも出来ます。

貼箱の製造工程

貼箱はキャラメル箱などの印刷紙器や組立箱と比べ、部材が多く工程が複雑です。そのため、印刷紙器や組立箱より割高ですが、高級感があり、強度も優れています。

貼箱の構造と製作手順

貼箱は下の図のように、生地(厚紙の芯)と化粧紙(薄い貼り紙)から出来ています。

紙の断裁、抜き加工

加工された芯ボール

芯になる厚紙(裏白チップボール)は角をカットして折り曲げる部分には半切れ(ハーフカット、紙厚の半分くらいの深さまでカットする加工)を入れます。

カットされた貼り紙

貼り紙も角をカットします。

次に芯ボールの組立です。箱の4辺を立ち上げて箱型にして角をテープで固定します。

角をテープ止めした芯ボール

次は貼り紙と芯ボールの接着です。貼り紙の接着面全体に接着剤を塗布した後、貼り紙の真ん中に芯ボールで作った箱を載せます。

手貼りの場合は目視で見当を合わせます、自動機械貼りの場合はセンサーで位置を合わせます。

貼り紙に箱をセット

続いて下の画像のように箱の長手側面を貼ります。

箱の長手側面の貼り

長手の側面を貼ったら両端にある4箇所のベロ(のりしろ)を短手側の側面に貼ります。

ベロの貼り加工

次にベロの上に重なるように短手側面を貼ります。

短手側面の貼り

最後に芯ボールより上にはみ出している貼り紙を箱の内側に折り込んで完成です。

内側への折り込み

 

機械による貼箱製造

貼箱の機械貼り

貼り紙はニカワという糊が塗布されてコンベアー上を流れます。
2、 四隅止め機からテープでカドが留められた厚紙が出てきます。
3、 貼り紙の上に箱を正しい位置に乗せます。
4、 クルミ貼り機に引き込まれ、貼り上がります。

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