【製作事例】リボン付きヒンジ箱(蝶番貼箱)
- 2015.07.31
- 貼箱・表紙貼り
- 貼箱・表紙貼りの製作事例

インロー貼箱のフタをつなげたヒンジ箱(インロー蝶番貼箱)
フタと下箱(身)の背をつなげたフタ一体型でリボンを付けてフタの開く角度を固定しています。
フタが一定の角度で止まるのでフタを開いた状態でディスプレイすることができ、高級感を演出できる形式です。
フタの内側が目に付くのでフタの内側に箔押しや印刷を入れる場合もあります。
フタを開いてディスプレイする必要が無い場合はリボン無しでも製作できます。
抜型無しで小ロットから製作可能ですが仕上がりを重視したい高級タイプの貼箱ですから、抜型を使った仕様をお勧めいたします。
通常のかぶせ式貼箱が身(下箱)とフタの2ピース構造に対し、こちらの形式は下箱+内箱+フタの3ピース構造で、さらにフタ裏にリボンの接着面を隠す天パットが入っています。
合計4つのパーツを組み合わせてフタをつなげる加工、リボン付けなど手間が掛かるので単価が高く、販売価格の安い商品や包装コストを抑えたい商品には適しません。
また、手間がかかる分、納期も長めです。工程が多く、手作業の部分も多いため「急ぎで」という訳には中々いかず、相応の時間がかかります。
そのため短納期や大ロットにも時間、コストなどの面で適しません。
ディスプレイ時やカタログ写真の見栄えが良く、高級感を演出するにはピッタリの紙箱です。
高級パッケージをご検討の際はぜひお問合せ下さい。
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